なぜ、巾木や掃出見切材や沓摺材が必要なのですか
巾木や床見切り材は、フローリングの切断面をカバーし、部屋のすみずみをすっきりした仕上げとすることで、安心した生活環境が得られます。
なぜ、巾木の先端に軟質部がついているのですか
巾木とフローリンに間に隙間があると、そこからゴミなどが床下に落下しダニなどの発生源になる可能性があります。床下の清潔を保つために必要なものです。軟質部をあまり押し付けると固体音の伝搬に影響がでますが、ファインリーはその部分が中空になっていますので問題はありません。
また、軟質部は、可塑剤を含まない熱可塑性エラストマーを使いフローリングの表面を保護しています。
巾木の伸縮はありますか
プラスチック材料には様々な性質がありますが、ファインリーは成形加工の段階で発泡化させているので、施工後の、通常の生活環境条件下では不具合は起きません。
巾木の出隅部が鋭角になる解決法はありますか
巾木の表面はオレフィンシートで被覆されているので、その部分を残して加工します。一般的な突き付けの出隅よりオレフィンシートを残す事でアール形状となり、足の指や靴下を保護しています。
沓摺や見切り材の上材が破損したときの補修方法はありますか
ファインリーは、耐キャスター試験により耐久性、耐衝撃性を確認していますが、上材が万一破損した時は、上材を取り除き、下材はそのままで上材のみを交換して下さい。
材料の特長は何ですか
耐候性、耐久性、耐衝撃性に優れた、ABS樹脂、AES樹脂、PET樹脂、熱可塑性エラストマーなどの高機能・特殊プラスチックを使用しています。可塑剤の移行などが指摘されるPVC樹脂は一切使用していません。
巾木、床見切り材に被覆した特殊プラスチックフィルムは剝離しませんか
巾木、床見切り材は、押出成形法で製造しています。熱溶融したプラスチックをそれぞれの形にする成形する過程で接着剤を塗布した特殊プラスチックフィルムを被覆します。この剝離性は、耐キャスター試験により検査・確認してすので、掃除機や椅子の引きずり、スリッパ歩行などの通常の生活条件下では剝離することはありません。
巾木の寸法は
専有住居部の巾木は、高さ35mm~ご用意しています(HPにてご確認下さい)尚、玄関巾木も長さ1800mmにてMAX高さ160mmまで作成可能です。
床見切りは、シートフローリングの模様と同じになりますか
フローリングに被覆したものと同一のシートをシートメーカーから入手可能です。同色;同柄になります。
発注の最小ロット、最小配送単位は、納期は
棟外モデルは1本から対応します。(手貼りのラッピング加工)本生産は本工事の総本数を頂き抱き合わせ生産を致します。生産日数は45日です。配送単位は1本から行いますが再梱包;運送費は別途掛ります。
巾木の施工方法は
MDF木巾木と同じです。白ボンドを裏面に塗布し壁に仮止めして頂いた後、釘ミゾへピンネール等化粧釘を等間隔に打って下さい。ボンドはコニシCH38 プレフィニッシュボンド等が有るようです。
プラスチック製品は割れるのでは
ファインリーはABS樹脂を使用しています。一般的な商品としてヘルメット;女性のヒール部分;パチンコ台の枠;車のインパネ部分と多種多様です。強度を要求される部分に多く使用されていますが鋭利な物、重量物を落下または引きずったりした場合割れる可能性は有ります。